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Radio Star ☆ミ

薮くんの覚悟


サマリー初日のゲネプロでHey! Say! JUMPの最年長である薮くんはこう言いました。

"ファンの方の夢を壊してしまってすみませんでした"

薮くんのこの謝罪文は謝罪の言葉が沢山埋められていますが、私は、この一文に薮くんがこれまでどういう覚悟をしてJUMPとして戦ってきたのか、という思いが詰め込まれていると思います。

Hey! Say! JUMPは、メンバーが若い頃に結成されました。ファンの間では必ずしも歓迎されるデビューでは全く無かった。元いたグループは解散され、また一人また一人と昔仲間だった人間が目の前から居なくなって行く。JUMPというグループは選ばれ無かった人間の気持ちをたくさん背負わなければならないグループです。気持ちを背負う覚悟をした人間が10人集まったグループです。

私はだからこそ10という数字にこだわってきたのではないかと思います。10GOKU、10JUMPなど、10が入った公演名はとても多いんです。

八月十七日発売のTV LIFEでは薮くんはこう言っています。

少し前までは全員動きを揃えることを意識してたけど、最近は揃えるのが当たり前、揃わないと気持ち悪いくらいの感覚が全員にあるんです。

こんなに揃える事にこだわっている集団が、一つポジションをあけていることを知っていますか?

ファンの夢を壊してしまった、たしかにそうかもしれない。ですが、だからといってはい、9人と割り切れる訳がない。10人のJUMPが成功することが今のファンの夢です。“今は少し途切れている状況になっていますが、いつかは戻るから安心してくれ”こんな気持ちが一つ空いたポジションのダンスに繋がっているのではないでしょうか。せめてもの償いとして9人だけど10人という気持ちをファンに薮くんは伝えたかったのではないでしょうか。

上手く言葉に出来ませんが、薮くんの覚悟は充分伝わっています。だからこそサマリーを無事に終えて欲しい。

頑張れ、Hey! Say! JUMP